ピコレーザーとは?
この記事では、患者さまのお声をもとに、ピコレーザーによるシミ取り治療、肝斑に対するトーニング治療、フラルクリニックでの治療方針についてわかりやすく解説します。
ピコレーザーによるシミ取りレーザーを受けた方のお声
患者様の声から見えた、治療前後の不安の声
シミ取りレーザーを受ける前は、効果だけでなく、痛み、麻酔、ダウンタイム、治療後の経過など、さまざまな不安を感じやすいものです。
当院に寄せられた口コミでは、シミ取りレーザーやトーニング治療について、治療前の不安が丁寧な説明や診察によって軽くなったというお声が見られました。
初めてのレーザー治療は不安が大きい
初めてシミ取りレーザーを受ける方にとって、レーザー治療は少しハードルが高く感じられることがあります。
「痛みはどのくらいなのか」「本当にシミが薄くなるのか」「治療後に顔が赤くなったらどうしよう」と不安になるのは自然なことです。
口コミの中にも、初めてのシミ取りで不安があったものの、説明が丁寧で安心できたというお声がありました。初めての治療では、治療内容だけでなく、不安な点を事前に確認できることが大切です。
写真や肌状態を見ながら説明してもらえると安心できる
シミ治療では、見た目だけで判断するのではなく、肌の状態やシミの種類を確認しながら治療方針を決めることが重要です。
口コミでも、写真を見ながらカウンセリングを受けられたことや、事前に写真診断を行ったうえで治療を進められたことに安心感があったという声が見られました。
シミは、老人性色素斑だけでなく、肝斑やADM、炎症後色素沈着、脂漏性角化症などが混ざっていることがあります。そのため、ピコレーザーを使用する場合でも、まずは「どのタイプのシミなのか」を確認することが大切です。
痛みや麻酔、ダウンタイムについて事前に知っておきたい
シミ取りレーザーでは、照射時の痛みや、治療後の赤み、かさぶた、テープ保護などが気になる方も多いです。
ピコスポットのように濃いシミへピンポイントで照射する場合、必要に応じて麻酔を使用することがあります。痛みの感じ方には個人差がありますが、事前に麻酔の有無や治療後の過ごし方を知っておくことで、不安を軽減しやすくなります。
治療後のダウンタイムについても、赤みがどのくらい続く可能性があるのか、テープ保護が必要か、メイクはいつからできるのかを確認しておくと安心です。
シミ・肝斑・イボの見極めが大切
顔の茶色いシミは、すべてがピコレーザーのシミ取り照射に適しているわけではありません。
たとえば、境界がはっきりした老人性色素斑であればピコスポットが選択肢になることがありますが、肝斑が混在している場合は、強い刺激で一時的に色が濃く見えることがあります。
また、シミに見えても、実際には脂漏性角化症などのイボである場合もあります。この場合は、シミ取りレーザーではなく、炭酸ガスレーザーなど別の治療が適していることがあります。
肝斑は継続して少しずつ整える治療として考える
肝斑は、1回で一気に取る治療ではなく、肌の状態を見ながら少しずつ整えていく治療です。
口コミでも、肝斑やトーニング治療について「丁寧な説明で安心できた」「継続して通いたい」「少しずつ肌の変化を見ていきたい」といった声が見られます。
フラルクリニックでは、肝斑が疑われる場合、いきなり強い刺激を加えるのではなく、まずは肌への負担を抑えた治療から始め、肌の反応を確認しながら段階的に治療を進めます。
フラルクリニックのシミ治療ではピコレーザーを使用
フラルクリニックでは、シミ取りレーザー治療にピコレーザーを使用しています。
ピコレーザーは、非常に短い時間でレーザーを照射し、シミの原因となるメラニンにアプローチする治療です。照射方法を使い分けることで、濃いシミ、薄い色ムラ、くすみ、肝斑、毛穴や肌質の悩みなど、さまざまな目的に応じた治療を検討できます。
ピコレーザーとは?短い照射時間でメラニンにアプローチする治療
ピコレーザーとは、「ピコ秒」という非常に短い時間でレーザーを照射する機器です。
従来のナノ秒単位のレーザーと比べて、より短いパルス幅でエネルギーを届けることができ、メラニンを細かく砕くようにアプローチすることが特徴です。
ただし、ピコレーザーだからすべてのシミに同じように使えるわけではありません。シミの種類、濃さ、深さ、肝斑の有無、肌質によって適した照射方法は変わります。
濃いシミにはピコスポットを検討
老人性色素斑のように、境界がはっきりした濃いシミには、ピコスポットを検討することがあります。
ピコスポットは、気になるシミにピンポイントでレーザーを照射する方法です。シミの状態によっては、1回の治療で変化を感じやすいこともあります。
ただし、治療後には赤み、かさぶた、色素沈着などが起こることがあります。治療後の経過を理解したうえで、紫外線対策や摩擦対策を丁寧に行うことが大切です。
肝斑やくすみにはトーニング治療を組み合わせる
肝斑や顔全体のくすみ、薄い色ムラに対しては、トーニング治療を組み合わせることがあります。
トーニングは、強く反応させてシミを一気に取る治療ではなく、低出力のレーザーを均一に照射し、色ムラを少しずつ整えていく治療です。
肝斑が疑われる場合、フラルクリニックでは最初から強いピコトーニングへ進むのではなく、肌状態に応じてレーザートーニングから開始し、段階的にピコトーニングを検討します。
シミの種類によって照射方法を使い分けることが大切です
シミ治療では、「ピコレーザーを当てるかどうか」だけでなく、「どの照射方法を選ぶか」が重要です。
濃いシミにはピコスポット、肝斑やくすみにはトーニング、毛穴や肌質改善にはピコフラクショナルなど、目的によって適した治療は異なります。
また、シミに見えてもイボやADMが混在している場合は、別の治療方法や複数回の治療が必要になることもあります。
ピコレーザーの照射方法の違い
ピコレーザーには、主にピコスポット、ピコトーニング、ピコフラクショナルという照射方法があります。
それぞれ目的や照射の仕方が異なるため、シミの種類や肌悩みに合わせて使い分けます。
ピコスポット|老人性色素斑やそばかすをピンポイントで治療
ピコスポットは、濃いシミやそばかすなどに対して、ピンポイントでレーザーを照射する方法です。
老人性色素斑のように境界がはっきりしているシミに適していることがあります。照射後は、一時的にシミが濃く見えたり、かさぶたのようになったりすることがあります。
ピコスポットは、シミをしっかり反応させる治療であるため、治療後のダウンタイムやアフターケアについて事前に理解しておくことが大切です。
ピコトーニング|薄い色ムラや肝斑を少しずつ整える治療
ピコトーニングは、低出力のレーザーを顔全体に照射し、薄い色ムラやくすみ、肝斑などを少しずつ整えていく治療です。
ピコスポットのように強く反応させる治療ではなく、肌への刺激を抑えながら、複数回かけて肌全体のトーンを整えることを目指します。
ただし、肝斑は刺激に敏感なため、フラルクリニックでは肌の状態を見ながら、ピコトーニングへ移行するタイミングを慎重に判断しています。
ピコフラクショナル|毛穴・ハリ・肌質改善を目指す治療
ピコフラクショナルは、レーザーを点状に照射し、肌質改善を目指す治療です。
毛穴の開き、肌のハリ感、なめらかさ、ニキビ跡などに対して選択肢になることがあります。
シミ取りを目的としたピコスポットや、肝斑・くすみに対するピコトーニングとは目的が異なるため、肌悩みに合わせて使い分けることが大切です。
ピコレーザーが向いているシミ・慎重な判断が必要なシミ
ピコレーザーは、さまざまな色素性病変に使用されることがありますが、すべてのシミに同じ方法で照射できるわけではありません。
シミの種類によって、向いている治療、慎重に判断すべき治療、別の治療が必要なケースがあります。
老人性色素斑はピコスポットの対象になることがある
老人性色素斑は、紫外線の蓄積によってできやすい代表的なシミです。薄茶色から濃い茶色で、境界が比較的はっきりしていることが多いです。
このようなシミには、ピコスポットによる治療が選択肢になることがあります。
ただし、老人性色素斑の周囲に肝斑が混在している場合は、照射の方法や順番を慎重に判断する必要があります。
そばかすは状態によりピコレーザーが選択肢になる
そばかすは、鼻から頬にかけて小さな茶色い斑点が散らばるように出ることが多いシミです。
状態によっては、ピコスポットやトーニング治療が選択肢になることがあります。
ただし、そばかすのように見えても、老人性色素斑や肝斑が混在している場合があります。そのため、治療前に肌状態を確認することが大切です。
肝斑は強い刺激で濃く見えることがある
肝斑は、シミの中でも特に刺激に敏感な症状です。
強いレーザーを不用意に当てると、肌が刺激を受けたと判断し、メラニンを過剰に作り出してしまうことがあります。その結果、一時的に色が濃く見えることがあります。
そのため、肝斑が疑われる場合は、強く照射して一気に取るのではなく、肌の反応を見ながら段階的に治療を進めます。
ADMは複数回の治療が必要になることがある
ADMは、後天性真皮メラノサイトーシスとも呼ばれ、青みや灰色みを帯びたシミとして見えることがあります。
老人性色素斑よりも深い層に色素があるため、複数回の治療が必要になることがあります。
肝斑や老人性色素斑と混在している場合もあるため、治療計画を立てる際には見極めが重要です。
シミに見えてもイボの場合は別の治療が必要
茶色いシミのように見えても、表面にざらつきや盛り上がりがある場合は、脂漏性角化症などのイボである可能性があります。
この場合、ピコレーザーによるシミ取りではなく、炭酸ガスレーザーなど別の治療が適していることがあります。
「茶色いからシミ」と自己判断せず、盛り上がりや質感も含めて診察で確認しましょう。
フラルクリニックの肝斑治療に対する考え方
フラルクリニックでは、肝斑治療において「急がば回れ」の方針を大切にしています。
肝斑は、刺激に対して敏感なシミです。そのため、治療を急いで強い刺激を入れると、かえって濃く見えることがあります。
肝斑は刺激に敏感なデリケートなシミです
肝斑は、紫外線、摩擦、ホルモンバランス、炎症など、さまざまな刺激の影響を受けやすいシミです。
その日の肌状態によっても反応が変わることがあり、赤みや乾燥、摩擦がある状態では、普段よりも刺激を受けやすくなる場合があります。
そのため、肝斑治療では、肌の状態を見ながら無理なく進めることが大切です。
強い刺激でメラニンが過剰に作られることがある
肝斑のある肌に強い刺激を与えると、肌が「攻撃された」と受け取り、防御反応としてメラニンを過剰に作り出すことがあります。
この反応によって、治療後に一時的に色が濃く見えることがあります。
肝斑治療では、強いレーザーで一気に取るのではなく、肌が刺激と感じにくい程度のマイルドな治療から始めることが重要です。
いきなりの強いレーザー照射はNG
肝斑が疑われる場合、いきなり強いレーザー照射を行うことはおすすめしていません。
特に、老人性色素斑に対するシミ取りレーザーと同じ感覚で肝斑に照射すると、肝斑が悪化したように見えることがあります。
フラルクリニックでは、肝斑が疑われる場合、まずは肌への負担を抑えた治療から始め、肌の反応を丁寧に確認しながら進めます。
「急がば回れ」の治療方針
肝斑治療では、早く結果を出したい気持ちから、強い治療を選びたくなることがあります。
しかし、肝斑は刺激によって悪化する可能性があるため、焦らず、肌に負担をかけすぎない治療を積み重ねることが大切です。
フラルクリニックでは、肝斑治療において「急がば回れ」の考え方を重視し、肌状態に合わせて段階的に治療を進めています。
肝斑治療の初期はレーザートーニングを使用
フラルクリニックでは、肝斑治療の初期段階では、レーザートーニングを基本としています。
最初からピコトーニングへ進むのではなく、まずは肌への負担を抑えながら、色ムラやくすみに少しずつアプローチします。
1〜5回目は肌への負担を抑えながら色ムラを整える
肝斑治療の初期である1〜5回目は、レーザートーニングを中心に行います。
この段階では、強く反応させることよりも、肌に余計な刺激を与えず、少しずつ色ムラを整えることを重視します。
肝斑は刺激に敏感なため、初期治療では肌の反応を見極めながら慎重に進めることが大切です。
浅い部分の濃い色や目立つくすみに少しずつアプローチ
レーザートーニングでは、肌の浅い部分にある濃い色や、目立つくすみに対して、負担を抑えながら少しずつアプローチします。
肝斑やくすみは、一度で大きく変化させるというよりも、回数を重ねながら徐々に整えていく治療です。
肌の状態に合わせて照射を行うことで、色ムラの改善を目指します。
初期段階では肌の反応を確認することを重視
肝斑治療では、治療そのものの反応だけでなく、治療後の赤み、乾燥、刺激感、色の変化などを確認することが大切です。
初期段階では、肌がレーザーにどのように反応するかを確認しながら、出力や治療間隔を調整します。
反応が強く出る場合は、無理に治療を進めず、肌を落ち着かせながら進めることがあります。
レーザートーニングの施術間隔は週1回が目安です
レーザートーニングは、1〜5回目までは週1回を目安に行います。
回数を重ねながら、肌の色ムラやくすみの変化を確認します。
6回目以降は、肌の状態に応じて月1回程度のペースに移行することがあります。
肌の反応が落ち着いたらピコトーニングへ移行
レーザートーニングで色がある程度薄くなり、肌の反応が落ち着いてきた場合、必要に応じてピコトーニングへ移行します。
ピコトーニングは、薄くなった色ムラをより均一に整えやすい治療です。ただし、レーザートーニングより反応が出やすい面もあるため、移行のタイミングは肌状態を見ながら判断します。
6回目以降に必要に応じてピコトーニングを検討
フラルクリニックでは、肝斑治療において、6回目以降に必要に応じてピコトーニングへの移行を検討します。
初期段階で肌への負担を抑えながら色ムラを整え、その後、肌の反応が落ち着いたタイミングでピコトーニングを組み合わせます。
すべての方が必ずピコトーニングへ移行するわけではなく、肌状態や赤みの出やすさ、刺激への反応を見ながら判断します。
薄くなった色ムラをより均一に整えやすい治療
ピコトーニングは、薄くなった色ムラやくすみを、より均一に整える目的で行います。
顔全体に低出力のレーザーを照射し、メラニンに少しずつアプローチすることで、肌全体のトーンを整えることを目指します。
レーザートーニングで肌が落ち着いたあとに取り入れることで、よりなめらかな色ムラ改善を目指しやすくなります。
毛穴の引き締めやハリ感アップなど肌質改善
ピコトーニングでは、色ムラやくすみへのアプローチに加えて、肌質改善を同時に目指せる場合があります。
真皮の反応によってコラーゲンが作り直されるような反応が起こることで、毛穴の引き締めやハリ感アップを感じる方もいます。
ただし、効果の出方には個人差があります。シミや肝斑の状態、肌質、治療回数、日常のスキンケアによって実感には差があります。
ピコトーニングの副反応
ピコトーニング後は、施術直後に赤みやほてりが出ることがあります。多くは数日程度で落ち着きますが、肌質によっては赤みが出やすい方もいます。
また、まれに赤いぷつぷつが出ることがあります。治療後に強い赤みや違和感が続く場合は、自己判断せずクリニックへご相談ください。
ピコトーニングは月1回を基本
ピコトーニングは、6回目以降では月1回を基本として進めます。
出力が強くなるぶん、白斑などのリスクを避けるため、照射間隔を空けながら慎重に治療を継続します。
肌の反応を見ながら、無理のないペースで続けることが大切です。
レーザートーニングとピコトーニングの施術間隔
フラルクリニックでは、効果を積み重ねながらリスクを抑えるために、レーザートーニングとピコトーニングで施術間隔を調整しています。
治療間隔は、肌状態や反応によって変わることがあります。
レーザートーニングは1〜5回目まで週1回が目安
レーザートーニングは、初期の1〜5回目までは週1回を目安に行います。
この時期は、肌への負担を抑えながら、浅い部分の濃い色やくすみに少しずつアプローチします。
レーザートーニングは6回目以降、月1回を目安
6回目以降は、肌の状態を見ながら月1回を目安に継続します。
色ムラが落ち着いてきた場合は、メンテナンスとして続けることもあります。
ピコトーニングは1〜5回目まで2週間に1回が目安
ピコトーニングを初期から行う場合は、1〜5回目まで2週間に1回を目安にします。
ただし、フラルクリニックの肝斑治療では、肌状態によってはまずレーザートーニングから始め、6回目以降にピコトーニングへ移行する方針をとることがあります。
ピコトーニングは6回目以降、月1回を基本
ピコトーニングは、6回目以降は月1回を基本とします。
肌への刺激や白斑などのリスクを抑えながら、色ムラやくすみを少しずつ整えていきます。
白斑などのリスクを避けるため出力と間隔を調整
トーニング治療は、出力や回数、間隔の設定が重要です。
強く当てれば早く良くなるというものではなく、過度な刺激は赤み、色素沈着、白斑などのリスクにつながることがあります。
そのため、フラルクリニックでは肌状態を確認しながら、出力と施術間隔を調整しています。
ピコトーニングへ無理に切り替えない場合
肝斑治療では、すべての方にピコトーニングが必要なわけではありません。
肌が弱い方や赤みが出やすい方、刺激を抑えながら治療を進めたい方には、医師の判断のもと、レーザートーニングを継続する方針をご提案することもあります。
肌が弱い方はレーザートーニング継続
肌が弱い方や、レーザー後に赤みが出やすい方は、無理にピコトーニングへ切り替えない場合があります。
レーザートーニングで少しずつ色ムラを整えながら、肌の反応を見て治療を継続します。
赤みが出やすい方は刺激を抑えた治療
肝斑は刺激に敏感なため、赤みが出やすい方は特に慎重な治療が必要です。
施術後の赤みやほてりが強く出る場合は、出力や照射間隔を調整したり、治療を一時的に控えたりすることがあります。
肝斑の状態によっては内服・外用・スキンケアを組み合わせる
肝斑治療では、レーザーだけでなく、内服薬、外用薬、スキンケアを組み合わせることがあります。
トラネキサム酸やビタミン剤などの内服、ハイドロキノンやトレチノインなどの外用、紫外線対策や摩擦を避けるスキンケアなどを組み合わせ、肌状態に合わせた治療を行います。
肝斑は日常生活の刺激でも変化するため、治療とセルフケアをセットで考えることが大切です。
ピコレーザー治療の流れ
ピコレーザー治療では、まずシミの種類を確認し、肌状態に合わせて治療方法を決めます。
ピコスポット、レーザートーニング、ピコトーニングを適切に使い分けることで、シミや肝斑、くすみなどに対して無理のない治療を行います。
STEP 01
診察・写真撮影でシミの種類を確認
治療前には、診察や写真撮影を行い、シミの種類や肌状態を確認します。
老人性色素斑、肝斑、そばかす、ADM、炎症後色素沈着、脂漏性角化症などが混在していないかを確認し、治療方針を検討します。
STEP 02
ピコスポット・レーザートーニング・ピコトーニングを使い分け
濃いシミにはピコスポット、肝斑やくすみにはレーザートーニングやピコトーニングなど、シミの種類と肌状態に合わせて照射方法を選びます。
肝斑が疑われる場合は、強い照射を避け、肌の反応を見ながら段階的に治療を進めます。
STEP 03
必要に応じて麻酔や保護を行う
ピコスポットなど、ピンポイントでしっかり反応させる治療では、必要に応じて麻酔を使用することがあります。
照射後は、治療部位を保護するためにテープを貼る場合があります。
STEP 04
治療後のアフターケアを説明
治療後は、赤み、かさぶた、色素沈着、テープ保護、メイクの再開時期などについて説明します。
特にシミ治療後は、紫外線対策と摩擦対策が重要です。治療後の肌を守ることで、色素沈着や戻りジミのリスクを抑えやすくなります。
ピコレーザー治療後の経過とダウンタイム
ピコレーザー治療後の経過は、照射方法によって異なります。
ピコスポットでは赤みやかさぶた、テープ保護が必要になることがあります。ピコトーニングでは、赤みやほてりが出ることがありますが、比較的ダウンタイムが少ない治療です。
赤みやかさぶたが出ることがある
ピコスポット後は、照射部位に赤みが出たり、数日後にかさぶたのようになったりすることがあります。
この時期に無理にはがしたり、こすったりすると、色素沈着や跡につながる可能性があります。
テープ保護が必要
ピコスポット後は、治療部位を保護するためにテープを貼る場合があります。
テープ保護の期間や方法は、照射部位や肌状態によって異なります。
医師やスタッフの指示に従い、無理に剥がさないようにしましょう。
ピコトーニング後は赤みやほてりが出ることがある
ピコトーニング後は、施術直後に赤みやほてりが出ることがあります。
多くは数日程度で落ち着きますが、赤みが出やすい方や肌が敏感な方は、反応が長引くことがあります。
炎症後色素沈着が起こることがある
レーザー治療後には、炎症後色素沈着が起こることがあります。
これは、レーザーによる炎症反応のあとにメラニンが増え、一時的に茶色く見える状態です。
治療の失敗ではなく、レーザー後に起こりうる経過のひとつですが、紫外線や摩擦によって長引くことがあります。
治療後は紫外線対策と摩擦対策が大切
ピコレーザー治療後は、日焼け止め、帽子、日傘などを使って紫外線を避けることが大切です。
また、洗顔やクレンジングで強くこすらないよう注意しましょう。
治療後の肌は一時的にデリケートな状態になるため、保湿を丁寧に行い、刺激の少ないスキンケアを心がけることが大切です。
ピコレーザー治療で後悔しないための注意点
ピコレーザー治療で後悔しないためには、治療前にシミの種類を確認し、治療後の経過やリスクを理解しておくことが大切です。
シミの種類を自己判断しない
顔の茶色いシミは、見た目だけでは判断が難しいことがあります。
老人性色素斑、肝斑、そばかす、ADM、炎症後色素沈着、脂漏性角化症などが混在している場合もあります。
自己判断で治療を選ぶのではなく、診察でシミの種類を確認しましょう。
肝斑がある場合は強い照射を避ける
肝斑がある場合、強いレーザー照射によって一時的に濃く見えることがあります。
そのため、肝斑が疑われる場合は、ピコスポットのような強い照射を慎重に判断し、まずはトーニング治療や内服・外用などを組み合わせることがあります。
治療効果には個人差がある
ピコレーザーの効果には個人差があります。
シミの種類、濃さ、深さ、肌質、治療回数、アフターケアの状況によって、変化の出方は異なります。
1回で変化を感じる方もいれば、複数回の治療が必要になる方もいます。
紫外線対策を毎日続ける
シミ治療後は、紫外線対策が非常に重要です。
紫外線を浴びると、炎症後色素沈着や新たなシミの原因になることがあります。
季節や天候に関係なく、日焼け止めを毎日使用し、外出時は帽子や日傘も活用しましょう。
こすらないスキンケアを意識する
肝斑や炎症後色素沈着は、摩擦によって悪化しやすい傾向があります。
洗顔やクレンジングで強くこすらない、タオルでゴシゴシ拭かない、スキンケアをすり込まないことを意識しましょう。
治療後の肌は、やさしく守ることが大切です。
ピコレーザーは1回でシミが取れますか?
シミの種類や濃さによっては、1回で変化を感じやすい場合があります。
ただし、すべてのシミが1回で完全に取れるわけではありません。老人性色素斑、そばかす、ADM、肝斑など、シミの種類によって必要な治療回数は異なります。
肝斑にピコトーニングはできますか?
肝斑に対してピコトーニングを行うことはあります。
ただし、フラルクリニックでは、肝斑が疑われる場合、まずレーザートーニングで肌への負担を抑えながら色ムラを整え、肌の反応が落ち着いたタイミングで必要に応じてピコトーニングへ移行します。
なぜ最初からピコトーニングをしないことがあるのですか?
肝斑は刺激に敏感なシミです。
ピコトーニングは色ムラを均一に整えやすい一方で、レーザートーニングより反応が出やすい場合があります。そのため、肌の状態によっては、まずレーザートーニングで負担を抑えながら治療を始めることがあります。
レーザートーニングとピコトーニングは何が違いますか?
どちらも低出力で色ムラやくすみにアプローチする治療ですが、使用するレーザーの特性や反応の出方が異なります。
フラルクリニックでは、肝斑治療の初期はレーザートーニングを基本とし、肌の反応が落ち着いた段階で必要に応じてピコトーニングを検討します。
ピコトーニングで赤みが出ることはありますか?
はい、ピコトーニング後に赤みやほてりが出ることがあります。
多くは数日程度で落ち着きますが、肌質やその日の肌状態によって反応には個人差があります。
肝斑があってもシミ取りレーザーはできますか?
肝斑がある場合でも、シミ取りレーザーを行えるケースはあります。
ただし、肝斑がある部分に強い刺激を加えると濃く見えることがあるため、照射部位や治療順序を慎重に判断します。まず肝斑を落ち着かせてからシミ取りレーザーを検討する場合もあります。
治療中にメイクはできますか?
ピコトーニングなどダウンタイムが少ない治療では、肌状態に問題がなければ当日からメイクできる場合があります。
一方で、ピコスポット後にテープ保護が必要な場合は、照射部位を避ける、またはテープの上からメイクを行うなど注意が必要です。治療内容によって異なるため、メイク再開のタイミングは治療後にご案内します。
シミ・肝斑が気になる方は、まずは肌状態を確認しましょう
ピコレーザーは、シミ取りや色ムラ、くすみ、肝斑、肌質改善など、目的に応じてさまざまな照射方法を使い分けることができる治療です。
フラルクリニックでは、シミ取りレーザー治療にピコレーザーを使用しています。ただし、シミに見えるものがすべて同じ治療で対応できるわけではありません。
老人性色素斑にはピコスポット、肝斑やくすみにはレーザートーニングやピコトーニング、毛穴や肌質改善にはピコフラクショナルなど、肌状態に合わせて治療方法を選ぶことが大切です。
特に肝斑は刺激に敏感なため、フラルクリニックではいきなり強い治療を行うのではなく、まずは肌への負担を抑えながら色ムラを整え、必要に応じて段階的にピコトーニングへ移行する方針を大切にしています。
シミ取りをしたい方、肝斑かどうか分からない方、ピコレーザーが自分に合うのか不安な方は、まずは診察で肌状態を確認し、ご自身に合った治療方針を相談してみましょう。